お悩み解決
2018年2月19日
エンディングノートと遺言書の違い
最近よく耳にするエンディングノートって遺言書、 どこが違うの?
よく聞かれます、遺言書とは自分に万が一の事が有った時に、財産の分配や地位の継承など相続の意思を書き遺しておくものです、法的に根拠があり、死後に効力を発揮するものです
一方、エンディングノートは細かく財産の分配の仕方を書き残しても法的な効力はありません。
じゃあエンディングノートはあまり意味がないね・・・いえいえ、そんなことはありません、確かに法的な効力はありませんが、遺言書と違い形式や書き方は自由書けるのが特徴です、ご自分の意思や希望を死後に家族に伝えるのではなく、病気や事故の備えの備忘録、老後の生活や葬儀・供養の希望を記したりすることで、普段離れて暮らす家族に自分の意思を伝えるためにエンディングノートを活用します。
主な遺言書とエンディングノートの違い
遺 言 書 |
エンディングノート |
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法的効力 |
あり(死後に有効) |
なし |
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書き方 |
規定された書き方で |
自由に書き進める |
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書かないと無効になる |
事が出来る |
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場合もあるので注意 |
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費用 |
自筆証書遺言:数百円~ |
数百円~ |
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公正証書遺言:数万円~ |
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伝えるに向いている内容 |
財産の分け方について |
葬儀の方法・供養の方法 |
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地位の継承など |
余命宣告などの考え方など |
万が一、ご自分で意思の疎通が出来なくなったとき思いを伝える大切なノートです年齢に関係なく一人でも多くの方に活用して頂きたいノートですね